たかちょう防災ネット

緊急情報


新型コロナウィルス感染症対策に関する多可町長メッセージ
【2020/05/22 19:15:00】

多可町長の吉田です。

 兵庫県に発出されていました緊急事態宣言は、5月21日をもって解除されました。町民の皆様には、これまで長期間にわたり、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取り組みについて、ご理解とご協力を賜り心から感謝を申し上げます。

 多可町では、県内での感染状況等を総合的に判断し、町民の方に限定して、体育館やグラウンドなど、施設の利用を5月25日(月曜日)から再開することにいたしました。
 また、加美・八千代プラザ、アスパルなどの社会教育施設の貸館業務についても、マスクの着用、消毒など感染防止対策を十分行い再開いたします。教育関係施設の子育てふれあいセンターや児童館は、開館時間を短縮して再開いたします。
 しかしながら、新型コロナウイルスへの感染のリスクがゼロになるわけではありません。今一度、気持ちを引き締め、「密閉・密集・密接」の「3つの密」のある場を回避することや、不要不急の移動を控えるなど、感染拡大防止へのご協力を引き続きお願いします。

 現在、多可町では「新型コロナウイルス感染症」への感染防止対策や緊急対策を進めています。5月1日の町議会臨時会で、総額21億4千万円の新型コロナウイルス感染症対策予算が成立し、近隣市に先駆けて、特別定額給付金お一人10万円の支給を開始しています。本日までに多くの町民の皆様に申請をいただいております。給付金は、申請から約10日後に支給できるようになっています。まだ申請をされていない方は、お早めに申請をお願いします。
 さらに、子どもたちの支援として、国から支給される児童手当、児童一人あたり1万円に町から1万円を上乗せして2万円の支援をいたします。

 また、6月町議会には、水道料金の基本料金部分を8月から来年1月請求分の6ヶ月分の免除と、「就学援助、ハートフル学業支援金給付認定者」へ児童・生徒一人あたり2万円の支援を提案する予定です。

 役場本庁舎には、「新型コロナウイルスに関する生活相談窓口」を設置していますので、お困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
 緊急対策の一部をご説明いたしましたが、今後、多可町として過去に例のない緊急対策を実施してまいります。

 この難局が一日でも早く終息し、平穏な日常生活が戻るよう、ともに力を合わせて乗り越えていきましょう。