丹波篠山デカンショ防災ネット

緊急情報


丹波篠山市長メッセージ
【2020/04/30 16:35:34】

 令和2年4月30日
 丹波篠山市長 酒井 隆明

「観光客の皆様、丹波篠山市民、事業者の皆様へ~ゴールデンウイークを迎えてのお願い~」

 ゴールデンウィークを迎えましたが、新型コロナウィルス感染拡大を防止するための大変大切な時期となりました。
 拡大していくか、収束に向かうか、今が瀬戸際と言われており、特にこの期間は府県をまたいだ移動や観光施設などへの外出の自粛が強く求められています。
 そこで、丹波篠山市長として、全国の観光客の皆様、市民、事業者の皆様に、次のとおりお願いを申し上げます。

【観光客の皆様へ】
 デカンショが息づく日本遺産のまち、美しい城下町、農業の都、丹波焼の里、このような魅力がいっぱいの丹波篠山市は、いつも全国の皆様のお越しをお待ちしています。
 ところが、今は新型コロナウィルス感染症の収束に向けての緊急事態で、ひとりひとりのかけがえのない命を守るための行動が強く求められています。
 大変残念なことですが、今の時期はどうかお越しいただくことはご遠慮いただくよう、お願い申し上げます。
 そのため、歴史施設や観光施設は、駐車場も含め閉館していますので、ご注意いただきますようお願いいたします。
 この春、まちなかの無電柱化の工事も完成しました。大河ドラマで描かれている明智光秀の丹波攻めの舞台、高城山八上城もよい眺めとなりました。
 一日も早く収束の日を迎え、全国の皆様に心置きなくお越しいただける日が来ることを待ち望んでいます。

【市民、事業者の皆様へ】
 市民の皆様には、この期間中、ご自宅やその近くでお過ごしくださるようお願いいたします。田植えの時期を迎え、農作業やお仕事の人、お買い物、健康づくりなどで外出される時は、必ず混雑を避けてください。
 ことに、観光、レジャーなどで市外への移動は差し控えてください。
 事業者の皆様には、休業要請の対象施設では、引き続き休業にご協力をお願いします。
 また、スーパー、商店などでは、適切な入場制限や行列での人と人との距離の確保にご配慮ください。

【今こそ、心ひとつに前進です】
 初めの頃、新型コロナウィルスはそう心配ないとの報道もありましたが、いまでは大変怖い病気だと認識されるようになりました。
 そのため、市民の皆様の危機意識も高まっています。
 こんな時こそ、お互いに注意しあい、かつ、互いの立場を認め合い、この重大な危機を乗り越えられるよう取り組みましょう。
 この何日間の間にも市民の方から、半額グルメなど積極的な経済対策にと金1,000万円のご寄付の申し出があったり、マスクのご寄付があったり、皆様のあたたかいお気持ちに感激しています。
 幸い、本日4月30日まで、丹波篠山市からは、コロナ感染者が出ていません。このままという訳にはいかないと思いますし、いくら注意を払っても感染した場合、その人を責めることもできません。
 しかし、できることなら、丹波篠山市から感染者が出ず、命と健康を守れるよう取組みを進めましょう。
 今こそ、丹波篠山市民の心ひとつに、頑張っていきましょう。