お知らせ
近隣市町でツキノワグマの目撃が増えています
【2016/11/11更新】
自然豊かな市内にはツキノワグマが生息しています。最近、テレビや新聞などで近隣市町における目撃情報が報道されていますが、過度に怖がる必要はありません。ツキノワグマは、本来、警戒心がとても強く人を恐れる動物で、自ら人と距離をとり進んで人を襲うことはありません。
ただし、ばったり出会ったりすると、身を守るために攻撃してくることがあり大変危険です。
1 収穫しない果樹対策
森に近い集落では、柿やクリなど収穫しないままの果樹がツキノワグマを引きよせる要因となります。不要であっても必ず収穫することで、ツキノワグマが集落に近づきにくくなります。また、残飯や生ゴミなどもツキノワグマにとって“餌付け”になる可能性があるので、屋外に放置しないでください。
2 危険性が高いのは夕方~朝
本来、山奥に暮らすツキノワグマは昼行性です。しかし、県内のツキノワグマは里山に生息しており、薄明薄暮性です。夕方から深夜、朝方にかけて活動が大変活発になります。夕方、早朝は注意が必要です。
3 音の出るものを持参
ツキノワグマが暮らす森に入るときは、鈴やラジオなど音の出るものを必ず持参し、ツキノワグマが人の存在に気付くようにしてください。雨の日や沢沿いでは、その音がかき消されるので特に大きな音が必要です。
4 目撃情報をチェック
ささやまデカンショ防災ネットの“緊急情報”メールで市内での目撃情報をお知らせしています。緊急情報の登録がまだの方は、http://bosai.net/sasayama/ にアクセスし、ページ下部の「⇒変更・解除」から緊急情報の登録手続をお願いします。
なお、市内でツキノワグマを目撃された方は、篠山市役所(079-552-1111)又は篠山警察署に連絡してください。