お知らせ
防災に関するまめ知識(3)
【2013/12/02更新】
3カ月に1回程度、市役所防災対策室から防災に関するお知らせ情報を配信いたします。今回は、「地域で減災に取り組もう 自主防災組織及び家庭内での備え」についてお知らせします。
最近では、主に災害対応時において「自助/共助/公助」の役割分担への理解の重要性が説かれています。
1.自主防災組織とは?
「共助」にあたるのが「自主防災組織」です。住民一人ひとりが「自分の命は自分で守る」そして、「自分たちの地域は自分たちで守る」という考え方にたって、自主的に防災活動を行う組織のことをいいます。自治会の地域活動の組織を生かして結成されるのが一般的です。
平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、がれきの下から救出された人のうち9割を超える人々が、家族や近所の住民によって救出されたという報告があります。この結果から、普段からの近隣や地域社会とのつながり、結びつきが極めて大切であることが認識されます。
2.家庭内での備え
「自助」にあたるのが、「家庭内での備え」です。日頃の備えが、あなたや家族を守ります。以下の内容について、日頃から意識をして災害に備えましょう。
○家族で防災会議を行い、避難経路や危険箇所を事前に確認しておきましょう
○非常持ち出し品、備蓄物資は最低でも3日分は準備しておきましょう
○自主防災組織等で行われる防災訓練に参加しましょう
○家具の転倒・落下防止対策を万全にして、家庭での被害を防ぎましょう。
○家屋の点検を日頃からしておきましょう。
○日頃から天気予報等の情報把握に努めましょう。
近年、日本各地で地震や集中豪雨に伴う洪水、土砂災害など多くの自然災害が生じています。災害により被害を最小限にとどめるために、一人ひとりの心の中に、防災に対する心得を備え、できることから取り組んでみましょう。