お知らせ

地震に対する備え－地震が発生した場合の行動
【2011/01/17更新】

１．まず落ちついて身の安全を
(1)机やテーブルに身をかくす
・揺れを感じたら、まず丈夫な机やテーブルなどの下に身をかくしましょう。
・座ぶとんなどが身近にあれば、頭部を保護しましょう。

(2)非常脱出口の確保
・揺れを感じたら、窓や戸を開けて非常脱出口を確保しましょう。

(3)あわてて外へ飛び出さない
・揺れがおさまるまでは周囲の状況をよく確かめ、あわてて外へ飛び出すことなく落ち着いて行動しましょう。
・屋内で転倒・落下した家具類やガラスの破片などに注意しましょう。
・瓦、窓ガラスなどが落ちてくるので注意しましょう。

２．あわてず冷静に火災を防ぐ
(1)すばやく火の始末を
・使用中のガス器具、ストーブなどは、すばやく火を消しましょう。
・ガス器具は元栓を締め、電気器具は電源プラグを抜きましょう。
・地震後に避難する場合は、ブレーカーを切ってから避難しましょう。
（地震により電気機器が転倒したりして、燃えやすい散乱物などに接触し出火することがあります。）

(2)火が出たらまず消火を
・万一出火したら、まず消火器などの消火器具で火が小さいうちに消し止めましょう。
・大声で隣近所に声をかけ、みんなで協力しあって初期消火に努めましょう。

３．狭い路地、塀ぎわ、崖や川べりに近寄らない
・狭い路地や塀ぎわは、瓦などが落ちてきたり、ブロック塀やコンクリート塀が倒れてきたりするので遠ざかりましょう
・崖や川べりは地盤のゆるみで崩れやすくなっている場合があるので、これらの場所から遠ざかりましょう。

４．避難のテクニック
(1)避難は徒歩で、持物は最小限に
・避難をするときは、必ず徒歩で避難しましょう。
・服装は、活動しやすいものにしましょう。
・携帯品は、必要品のみにして、背負うようにしましょう。

(2)山崩れ、がけ崩れに注意
・山ぎわや急傾斜地では、山崩れ、がけ崩れが起こりやすいので、自分で早めに避難する他、市町村の避難指示等に従い、直ちに避難しましょう。

(3)津波に注意
・強い地震（震度４程度以上）を感じたとき、又は弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海岸から離れ、急いで高台や津波避難場所、津波避難ビルなどの安全な場所へ避難しましょう。
・ラジオなどで津波情報をよく聞きましょう。

５．正しい情報の入手を
・テレビ、ラジオの報道に注意して風評にまどわされないようにしましょう。
・市町村役場、消防署、警察署などからの情報や防災行政無線の放送には、たえず注意しましょう。
・不要、不急な電話は、かけないようにしましょう。特に消防署等に対する災害状況の問合せ等は消防活動等に支障をきたすのでやめましょう。

６．協力しあって応急救護・救出活動を
・わが家の安全を確認後、近隣の安否を確認しましょう。
・軽いケガなどの処置は、みんながお互いに協力しあって応急救護をしましょう。
・建物の倒壊や落下物などの下敷きになった人がいたら、地域のみんなが協力しあって救出活動を行いましょう。

７．自動車の運転中では
・道路の左側か空地に停車し、エンジンを止めましょう。
・カーラジオで災害情報を聞きましょう。
・警察官が交通規制を行っているときは、その指示に従いましょう。
・避難するときは、キーをつけたままにして、徒歩で避難しましょう。