宝塚市「安心メール」

お知らせ


市長メッセージ(8月2日付)
【2021/08/02更新】

 新型コロナウイルス感染症対策の最前線で尽力されている医療従事者や高齢者施設等の従事者の皆さま、そして、感染拡大防止にご理解、ご協力をいただいている市民の皆さま、事業者の皆さまに、心から感謝申し上げます。

 また、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方に心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、現在、療養されている市民の皆さまには、心からのお見舞いと一日も早い回復をお祈り申し上げます。

 本市は、7月11日をもってまん延防止等重点措置がいったん解除され、感染リバウンド対策を講じてきましたが、先の4連休後、若い世代を中心に感染者が急増し、本日8月2日から再びまん延防止等重点措置区域に指定されることとなりました。

 宝塚保健所管内でも10万人当たりの新規感染数はステージ4(1週間あたりの新規感染者数が25人以上)、感染経路が判明している割合は半数以下と非常に厳しい状況となっています。

 何よりも懸念されるのは、医療提供体制がひっ迫することで、市民の皆さまの命が危険に晒されることです。何としてもこれ以上の感染拡大は防がなければなりません。お盆の期間を控え、市民の皆さま、事業者の皆さまには、大変なご不便をおかけすることになりますが、次のことについて何卒ご協力をお願いします。

1.特に若い世代の皆さまは、自身に味覚障がいなどの後遺症のおそれがあることを踏まえていただき、感染防止策を講じない状況下で友人等との宅飲みは控えてください。
2.感染防止対策を講じない状況下で、夏休みやお盆で普段会わない友人や親戚との会食、自宅での大人数の食事会は控えてください。
3.ワクチン接種後も引き続き、熱中症に気をつけながら、人との距離(2m)がとれない場合には必ずマスクの着用、手洗い、換気など基本となる対策を徹底してください。
4.ワクチン接種を2回受けた高齢者に会う場合でも、感染、発症、重症化のおそれがあることを踏まえ、ご自身の感染予防を2週間ほど前から十分した上で会ってください。

 今、接種に必要なワクチンが十分に供給されない状況が続いています。県にも本市の厳しい状況を直接訴えてきました。先般、国から8月下半期の納入分のワクチンについて配分の通知があり、人口割で配分される基本枠の14箱に加え、6箱(約7千回分)が裁量枠で配分されることが確認できました。これにより、これまで延期していました64歳以下の方を対象とした予約受付を8月5日から順次開始いたします。

 予約開始は優先順位に従い段階的に進めていきます。十分な予約枠を確保しながら計画的に進めていきますので、ご理解のほどお願いいたします。今後のスケジュールや障碍者の方への配慮など、市ホームページにお示ししていいますので、ご覧ください。

 また、まん延防止等重点措置への移行に伴う、公共施設の開館、イベントの開催の状況については、市ホームページなどでご確認ください。

 新型コロナウイルス感染症の収束を一日も早く実現するために、市として全力で取り組んでまいります。非常に暑い日が続いていますので、熱中症対策も行っていただきながら、お一人おひとりの感染対策を改めてお願いします。

令和3年(2021年)8月2日 
宝塚市長 山崎 晴恵
(正式表記は「崎」の上の「大」が「立」)