お知らせ
災害に備えての心構え-緊急時の心がけ
【2010/08/10更新】
1.まず、気象情報・市からの情報に気をつける
テレビ、ラジオなどで、台風や豪雨に関する気象情報に注意しましょう。また、市からの防災行政無線や防災メールなどでの防災情報にも注意しましょう。
2.家庭で風水害への備えを
豪雨や強風等に備えて、各家庭で以下のような備えを行いましょう。
・万一の浸水に備えて、貴重品などは2階以上に移動させる。
・屋根にある不安定なアンテナや、トタンのめくれは補強する。
・ベランダの植木鉢など、落下や飛散の危険のあるものは片づける。
・排水溝のゴミや土砂を取り除き、雨水の排水をよくしておく。
・ブロック塀や板塀に破損個所はないか調べ、必要に応じて支柱を立てる。
・プロパンガスのボンベなどは鎖でしっかり固定する。
3.市、消防団、自治会長などからの警戒警報・避難命令などには速やかに従う。
市、消防団、自治会長を通じての市からの警戒警報(河川水位情報等)、避難命令などに注意しましょう。
川の増水などは短期間のうちに一気に危険な状態になったりします。避難命令が出るということは、、川の状態やその地域が相当危険な状態になっているということで、大丈夫と思ってそのまま家にいたのでは、命に関わる被害を出しかねません。避難命令等には速やかに従いましょう。
○避難情報の種類
【避難準備情報】
・「人的被害が発生する可能性がある」と判断された場合等に発令されます。
・高齢者など、避難に時間を要する方々に避難行動を求める情報です。
【避難勧告】
・「避難準備より状況が悪化、避難が必要」と判断された場合等に発令されます。
・発令対象地域の全ての方々に避難行動を求める情報です。
【避難指示】
・「避難勧告より更に状況が悪化、緊急に避難が必要」と判断された場合等に発令されます。
・発令対象地域の全ての方々に、直ちに避難行動を求める情報です。
4.隣近所にいる高齢者、障害者等にも声かけて
隣近所にいる高齢者や障害者の方にも声をかけ、自分が知り得た気象情報や防災情報などを伝えましょう。
5.状況に応じて早めの避難を
自宅周辺の河川の増水や、土砂崩れの前兆と思われる現象等に注意し、危険を感じたら消防団や自治会長等に連絡するとともに、早めの避難を行いましょう。
単独で避難することは非常に危険です。川に流されてしまったり、怪我をしてしまった時、助けがやってくるまでに時間がかかり、命に関わる惨事を招きかねません。緊急時に動く時には早めに、複数で行動するように心がけましょう。
避難する時あわてて行動すると、お年寄りや小さな子供など力の弱い者が危険な目に遭うケースが少なくありません。市や消防団などからの指示に従って落ちついて行動しましょう。
6.持ち出す荷物はなるべく少なく、身軽に動けることを優先する.
荷物を多く持ち過ぎていると行動力が鈍り、逃げられなくなってしまうことがあります。必要最低限の物だけを持ち出し、機敏に行動できるような体勢で避難しましょう。