宝塚市「安心メール」

お知らせ


今週の感染状況について
【2021/05/21更新】

 5月21日時点の宝塚保健所管内における1週間の新規感染者数は74人(うち20代30代は合わせて20人、60代以上は25人)(うち濃厚接触者等26人)(うち中等症5人、軽症67人、無症状2人)でした。
 人口10万人あたり1週間の新規感染者数に換算すると22.2人(ステージ3相当)、濃厚接触者等の割合も5割を下回り、厳しい状況は継続しています。
 
 これまで管内では約160人に1人の割合で感染されています。

 県内の重症病床使用率は77.4%(5月20日24時現在)と逼迫しています。(ステージ4相当)
 また、県内の自宅療養者は955人(5月20日24時現在)です。

 現在県内で流行している英国において報告された変異株は、うつりやすいことから、「皆も外出しているようだし、私一人が家で過ごしたら心配し過ぎと思われそう」、「若い人は感染しづらいし、私は軽症で済むと思う」などとは決して考えず、脱毛や味覚障害といった後遺症のおそれも踏まえ、自分や人の感染リスクを高めたりするような行動は控えましょう。

 うつりやすくなっていることについて、たとえば鳥取県の調査で第4波ではウイルス量の多い株が急増している(陽性者のうち一定以上のウイルス量(Ct値25未満)を持つ人が急増)と報告されています。

 このほか、県内在住者からもインドで報告された変異株が確認されています。
 
 変異株の感染を予防するため、次のような対策をこころがけましょう。
 
 家庭では、タオルや歯磨き粉の共用は避けてくだい。
 
 仕事中や食事中を含め、短時間でも「マスクなしでの会話」や「大声」は控え、換気を徹底してください。
 発症の2日前以降、人へ感染させるおそれが高まることから、たとえ屋外であってもマスクのない近接での会話や飲食は、周囲に飛沫を拡散させ感染リスクを高めますので避けましょう。
 大勢集まってのホームパーティー、バーベキューなどのほか、公園での飲食もやめてください。

 マスクを着用していても、鼻や頬の部分に隙間があったり、あごの部分が出たりしていませんか?
 鼻と口の両方を確実に覆い、正しく着用しましょう。
 マスクをしているから大丈夫と過信せず、身体的距離の確保や換気にも努めてください。
 これから暑くなりますが、マスク着用時には、負荷がかかる作業を長時間することは避け、日陰や風通しの良い場所で休憩したり、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。

 熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。冷房時でも窓の開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

 特にジョギングはエアロゾルが後方に拡散します。場所、時間を選び、身体的距離を確保してください。
 店先や路上での飲食、路上喫煙はやめてください。

 酒類またはカラオケ設備を提供している飲食店などや、時短要請時間外に営業している飲食店などには、絶対出入りしないでください。

 接触機会削減のため、買い物は、混んでいる時間を避け、少人数、短時間ですませましょう。
 
 不要不急の外出を控えるなかで、高齢者はフレイル予防のため自宅でできる運動を心がけたり、電話やSNSを活用し、友人とつながりをもちましょう。また、親族に高齢者がいる方も同様に電話などでコミュニケーションをとるようお願いします。

 悩み事があるときは、ひとりで抱えこまず、相談しましょう。

 緊急事態宣言発令中の土・日曜日、消防車や一部のすみれ防災スピーカーを通じて、外出自粛の啓発を行いますのでよろしくお願いします。

 第4波の1日も早い収束に向け、ご協力を引き続きお願いします。
 
 宝塚市新型コロナウイルス感染症対策本部