お知らせ
市民のみなさまへ(市長メッセージ)
【2020/09/01更新】
令和2年9月1日
伊丹市長 藤原保幸
厚生労働省の専門家組織は、8月24日、現在の新型コロナウイルス感染症の状況について「流行はピークに達してはいるものの、今後減少するかどうかは現時点では分からず、感染の再拡大への警戒が必要」と評価しました。
兵庫県は8月26日に、1週間平均の新規感染者が30人未満となったことから、警戒レベルを「感染拡大期I」から「感染増加期」に引き下げました。この中で、国の新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」や「兵庫県新型コロナウイルス追跡システム」の利用者で、陽性患者との接触があるなどの通知があった方のうち、希望者にPCR検査を実施するという対策を新たに打ち出しています。
また、県は8月31日現在の県内累計患者数を2,276人、この内、伊丹市内の累計を120人、伊丹健康福祉事務所管内(伊丹市・川西市・猪名川町)を17人と公表しました。
4月以降、市内ではクラスターといわれる集団発生は確認されていません。これも市民お一人おひとりと各事業者の皆さまのご努力の賜物と感謝申し上げます。
市民の皆さんには、マスク着用や3密の回避、身体的距離の確保等「新しい生活様式」への取り組みとともに、大人数での会食や飲み会を避け、検温や換気、人数制限、連絡先登録等がなされていない施設への出入りを自粛していただくよう改めてお願いいたします。
また、発熱が続くほか、息苦しさやだるさ、味覚・嗅覚障害等の症状があれば、兵庫県伊丹健康福祉事務所(保健所)へ相談をいただきますよう、特にご高齢や基礎疾患をお持ちの方につきましては、早めの相談をお願いいたします。
市といたしましては、多方面における感染症対策としまして、9月議会におきまして補正予算の提案をいたします。
市バス全車両の座席や手すり、つり革等の抗菌・抗ウイルスコーティングの実施などに12,295千円を、また医療機関や障害福祉サービス施設におけるマスクや防護服、空気清浄機等の感染予防資機材の購入費用として、5,257千円を用意したいと考えています。
更に、障がい者等の訪問入浴サービス等の日常生活を支援する事業所への、マスクや消毒液、フェイスシールドの購入支援として2,546千円の提案をいたします。
また、5年に一度の国勢調査が始まります。今回は感染症対策のため、対面調査は行わず、9月中旬頃にお届けする調査票に記入し、郵送により提出いただくか、インターネットでのご回答をお願いします。市民の皆さまには何かとお手数をおかけしますが、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。
伊丹市ホームページ
(市長メッセージ)
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/SOMU/KIKIKANRI/sincov/1583554323082.html