お知らせ
市長メッセージ ~緊急事態宣言を受けて~ (後半)
【2020/04/08更新】
(前半の続き)
4月3日の時点では、学校園を通常どおり再開する予定でしたが、その後の政府の動きや県から新たに出された方針を受け、市立幼稚園、市立小・中学校・養護学校においては、5月6日(水曜日・振替休日)までの期間、臨時休校(園)とすることとしました。期間中、適宜、登校(園)日を設けますが、休校(園)がさらに続きます。子どもたちの学習面での不安、ご家族や子どもたちが抱えるストレス、お仕事への甚大な影響など、引き続きご苦労をおかけしますが、何より子どもたちとそのご家族の命を守るための措置であることをどうかご理解ください。
一方、どうしてもお仕事を休めないなどの理由でお子さんを見てくれる人がいない方のために保育所や放課後児童クラブ(育成会等)は開所するとともに、一定の条件に該当する児童生徒の皆さんを学校でお預かりします。ただ、国からも、保育所や放課後児童クラブの受け入れ規模の縮小を検討するよう求められており、感染拡大防止の観点から、できる限り、ご家庭でお子さんと一緒に過ごしてくださるようお願いします。
事態は流動的ですので、方針を変更した場合はすぐに市ホームページ等でお知らせします。
今後とも、県、県宝塚健康福祉事務所(宝塚保健所)と密接に連携し、感染拡大防止に向けて迅速かつ的確に対応してまいりますので、市民の皆さまのご理解とご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。
~最後に市民の皆さまへ~
今、新型コロナウイルス対応で命を賭して現場で闘ってくださっているのは医療関係者の方々です。医師や患者の感染が確認された市内の病院では、約1カ月の休診を余儀なくされました。院内すべての方の陰性が確認され、4月9日に一部再開されます。地域になくてはならない大切な病院の皆さまに心から謝意を表します。必死のご尽力、本当にありがとうございました。
また、経済を支えてくださっている事業者の方々のご苦労は察するに余りあります。政府の政策が皆さまに届くよう市としましても精いっぱいサポートしていきますのでどんなことでもご相談ください。
世界中の誰もが一人ひとり、自らを守り、家族、友人を守るために踏ん張る時です。体は自由に移動できなくても心は自由です。当たり前の日常が強大な力でねじ曲げられ、非日常的な日々を生きていく中でも、夜空の星を見上げるように、心を澄まし、自然の営みに耳を傾けて出来るだけ心が平穏に保たれますよう祈ります。
フェイク(偽)の声に惑わされないようにお願いいたします。
“明けない夜はない”この言葉を心に刻んで皆さまとともにこの国難に臨んでいく覚悟です。
令和2(2020)年4月8日
宝塚市新型コロナウイルス感染症対策本部長
宝塚市長 中川智子
新型コロナウイルス感染症関連情報については、以下をご覧ください。
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/1013056/1011509/1013064/1036279/index.html