お知らせ
南海地震に備えよう
【2006/01/27更新】
◆地震の大きさ
南海地震のマグニチュードは、8.4と予想され、これは兵庫県南部地震の45倍の規模です。
◆発生する確率は?
2050年までに発生する確率は80%以上といわれています。
◆予想される被害
(1)津波
津波は地震発生から90分後に到達し、一日中繰り返しやってきます。
第1波は押し波(いったん引き潮になってからではなく、いきなり押し寄せる波)で来ることが予想されます。
波の高さは2~2.5mに達し、海抜の低い地域は水没します。
** 大きな横揺れのあと、海へは絶対近づかない! **
(2)ライフラインがストップ
(水)津波が淀川をさかのぼり、供給される水が塩水になって飲めない。
(ガス・電気)ガス管、電柱に被害はなくても、大元が被害を受けてガス・電気が来ない。
◆家庭の備え
交通の分断等により、消防や自衛隊等はすぐに駆けつけることが困難です。そのため、家庭でも救援が来るまでの間を乗り切ることのできる備えをすることが必要です。
(1)最低3日分の飲み水と食料を確保(水:1人1日3リットル)
(2)生活用水も不足するので、風呂の水は捨てずにためておく。
(3)カセットコンロは大震災のとき活躍したものの一つ
(4)懐中電灯も一家に一個ではなく、一部屋に一個くらい置いておく。
(5)携帯用ラジオは予備の電池も忘れずに
(6)災害用伝言ダイヤル「171」(別記事参照)の活用方法を知っておく。
◆家具の固定
家は倒れなくても家具が倒れるかもしれません。ゆっさゆっさと大きい横揺れが続きますので、金具や突っ張り棒で家具を固定しておきましょう。