お知らせ
消火器の点検を心がけましょう。
【2009/09/16更新】
十五日午後四時五十分ごろ、大阪市東成区の駐車場に置かれていた消火器が破裂し、近くにいた児童の頭に一部が直撃、意識不明の重体となる事案がありました。
消火器は約二十年前に製造され、十数年前から駐車場の隅に置かれ、底が抜け、周囲がさびた状態だったようです。
不慮の事故を防ぐため、消火器の点検を心がけましょう。
消火器(加圧式)は、放射時に急に容器全体に圧力のかかる構造です。 このため、その圧力に耐えるよう設計されていますが、経年、環境等により劣化するおそれがあります。
消火器を安全な状態で維持していただくため、次の事項に留意しましょう。
◎設置方法
湿気を防ぐため、できるだけ風通しがよく、すぐに使うことができる場所に設置してください。
厨房など湿気の多いところでは、壁掛けにするか、置台にのせるなどの工夫をしてください。
雨風にさらされる屋外等では、格納箱に入れるようにしましょう。
ガスこんろやストーブの近くなど、高温となる場所は避けてください。
◎注意事項
取扱説明書をよく読んでください。
消火器の容器等にサビ・キズ・変形のあるのもは、使用を避け、専門業者に点検を依頼してください。
ご家庭に設置されている消火器でも定期的に点検してください。
◎廃棄について
消火器は、ゴミとしての廃棄はできませんので、販売店又は製造元にご相談ください。
廃棄予定の消火器を放置しないでください。
その他ご相談等ございましたら、下記担当までお問い合わせください。
宝塚市消防本部予防課
0797-73-1953
宝塚市西消防署予防係
0797-73-1966
宝塚市東消防署予防係
0797-88-0119